JAPAN DELIRIUM CARE SPECIALIST
せん妄ケアに特化した認定制度で、確かな専門性を。
せん妄は、急性期医療において最も対応が難しい症状のひとつです。
本協会は、科学的根拠に基づくせん妄ケアを担う専門人材の育成・認定を通じて、
患者さんの安全と尊厳を守ることを使命とします。
本協会は、せん妄ケアに関する専門的知識と技術を有する医療・介護従事者の育成・認定を行い、 わが国のせん妄ケアの質向上に寄与することを目的として設立された一般社団法人です。
急性期病院の入院患者では約5人に1人(約20%)にせん妄がみられ、80歳以上では約35%にのぼると報告されています[1]。 せん妄は、転倒・転落[2]や自己抜管[3]のリスクの上昇、在院日数の延長[4]、認知機能の低下[5]と関連することが報告されています。 にもかかわらず、体系的な専門教育の場が不足していました。
「認定せん妄ケア専門士®」の資格認定を通じて、エビデンスに基づいたせん妄ケアを実践できる 専門人材を全国に育成します。資格取得者が臨床の中核となり、患者の安全と尊厳を大切にしたせん妄ケアの実践およびチーム医療の質の向上に貢献することを目指します。
患者の視点を大切にした、せん妄ケアの専門教育
本協会は、せん妄に関する科学的根拠に基づく知識を基盤とし、患者の内面や苦痛への理解、個別性を尊重したケアの実践、患者の安全と尊厳の両立を重視した教育・認定を行います。
せん妄を経験する患者の立場に目を向け、それぞれの専門性を生かしながら、多職種と協働して、よりよいせん妄ケアの実現を目指します。
認定試験の実施・合格者の認定・更新管理のほか、公式テキストの発行、 関連学術研究との連携、最新エビデンスの普及啓発活動を行います。
| 名称 | 一般社団法人 せん妄ケア専門士認定協会® (Japan Delirium Care Specialist Certification Association) |
| 設立年月日 | 2026年8月17日 |
| 代表理事 | 松浦純平 |
| 所在地 | 〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3号 大阪駅前第3ビル11階2号室 |
| 事業内容 |
一 認定せん妄ケア専門士資格の審査及び認定に関する事業 二 認定試験の企画・実施・管理に関する事業 三 認定資格者の登録、更新及び管理に関する事業 四 せん妄ケアに関する教育・研修・講習会の企画及び実施に関する事業 五 せん妄ケアに関する教材・テキスト・出版物の制作及び頒布に関する事業 六 せん妄ケアに関する調査・研究及びその成果の普及に関する事業 七 医療機関・介護施設・教育機関その他関連機関との連携及び協力に関する事業 八 前各号に附帯又は関連する一切の事業 |
「認定せん妄ケア専門士®」は、せん妄の病態理解から予防・ケア・評価までを網羅した、 せん妄ケアに特化した民間資格です。
医師・歯科医師・看護師・薬剤師・理学療法士・作業療法士・介護福祉士など、医療・看護・介護・福祉に関する国家資格を有する方が対象です。
協会公式テキストを用いて、せん妄の病態・評価ツール・ケア実践・多職種連携を体系的に学習します。
オンライン試験(マークシート方式)で実施。自宅等から受験できます。
合格通知から30日以内に認定登録料をお支払いいただくと、「認定せん妄ケア専門士®」として認定されます。登録料の入金確認日が認定日です。
オンライン試験(自宅受験・マークシート方式)
120点満点・総得点84点以上(70%)
認定日の属する年度の末日から5年間(更新制)
例:2028年2月に認定された場合は、2033年3月31日まで
更新手続の詳細は後日公表します。
医療・看護・介護・福祉関連の国家資格保有者
認定せん妄ケア専門士®は、当協会が認定する民間資格です。認定は、臨床能力や、就職・昇進・処遇等を保証するものではありません。
認定せん妄ケア専門士®は、せん妄に関する専門的な知識を身につけるだけではなく、患者一人ひとりの状態を多面的に捉え、
その人にとってよりよいケアを考え、実践につなげることができる専門人材を目指します。
認定せん妄ケア専門士®には、次の8つの力が求められます。
せん妄の概念、病態、原因、危険因子、症状および経過を理解し、患者の状態を適切に捉えることができる。
患者の身体的・認知的・心理的・環境的な情報を総合的に捉え、せん妄の兆候や状態を適切に評価することができる。
患者の治療経過、身体状態、薬剤、環境、心理的要因などを踏まえ、せん妄の原因・誘因・悪化要因を考え、必要な対応を判断することができる。
患者の状態、生活背景、価値観およびニーズを踏まえ、環境調整、コミュニケーション、睡眠への支援、見当識への支援など、個別的なせん妄ケアを検討し、実践につなげることができる。
患者の安全を確保するとともに、その人の尊厳や意思を尊重し、身体拘束を含む安全確保の方法について、多面的かつ倫理的に検討することができる。
せん妄を経験する患者が感じている不安、恐怖、混乱、苦痛などに目を向け、患者の内面を理解しようとする姿勢をケアにつなげることができる。
患者・家族および医療・介護・福祉に関わる多職種と情報を共有し、それぞれの専門性を生かしながら、協働してせん妄ケアを実践することができる。
せん妄ケアにおける倫理的課題を捉え、患者にとってよりよいケアとは何かを考え、実践の質の向上につなげることができる。
認定せん妄ケア専門士®を目指す方は、公式テキストを通じて、以下の知識と実践力を身につけることを目指します。
せん妄の概念、病態、原因、危険因子、症状、経過および関連する医学的知識について説明できる。
患者の身体的・認知的・心理的・環境的な情報を収集・整理し、せん妄の兆候や状態を適切に評価できる。
患者の治療経過、身体状態、薬剤、環境などを踏まえ、せん妄の発生や悪化に関与する要因を考えることができる。
せん妄の発症・悪化を防ぐための基本的な考え方を理解し、患者の状態に応じた早期対応を検討できる。
患者の個別性を踏まえ、環境調整、コミュニケーション、睡眠への支援、見当識への支援など、適切なケアを検討できる。
せん妄に関連する薬物療法の基本的な考え方、安全管理上の留意点および治療に伴うリスクについて理解し、適切なケアにつなげることができる。
せん妄を経験する患者の不安、恐怖、混乱、苦痛などを理解しようとし、患者の視点をケアに反映することができる。
患者・家族への支援方法を理解し、医療・介護・福祉に関わる多職種と必要な情報を共有しながら、チームとしてせん妄ケアを実践できる。
患者の安全、尊厳、意思および権利を踏まえ、身体拘束を含むせん妄ケア上の倫理的課題について考え、よりよいケアにつなげることができる。
認定せん妄ケア専門士®は、せん妄に関する知識を身につけることだけを目的とした資格ではありません。
患者の状態を捉え、患者が経験している世界に目を向け、その人にとってよりよいケアを考え、実践につなげる。
そのための専門的な知識と実践力を身につけることを目指しています。
認定試験は、自宅等でのオンライン受験(マークシート方式)で実施します。 申込方法の詳細は、確定次第本サイトにてご案内します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 試験形式 | オンライン試験(マークシート方式) |
| 受験方法 | 自宅等でのオンライン受験 |
| 受験環境 |
・使用機器:パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれでも受験できます(画面の大きいパソコン・タブレットを推奨) ・ブラウザ:Google Chrome、Microsoft Edge、Safari、Firefoxの最新版 ・通信環境:試験時間中、安定してインターネットに接続できる環境(Wi-Fi・有線LANを推奨) ・その他:Googleアカウントが必要です。電源の確保と、静かで中断のない場所でのご受験をおすすめします。機器・通信環境は受験者ご自身でご準備のうえ、事前に動作をご確認ください。 |
| 出題数・配点 |
第1部 筆記試験 100問(各1点・合計100点) 第2部 事例問題 10問(各2点・合計20点) 総合計 120点満点 |
| 試験時間 | 90分(第1部60分・第2部30分を目安) |
| 遅刻について | 試験開始後30分以内であれば受験できます。ただし、終了時刻(自動締切)は全員共通のため、遅刻された分の試験時間は延長されません。30分を超えた場合は受験できず、欠席扱いとなります(受験料は返金されません)。 |
| 試験の延期 | 災害、Googleフォームその他のシステムの障害、通信障害など、やむを得ない事由により協会が予定どおり実施できない場合は、試験日を1週間後に延期します(ホームページまたはメールでお知らせします)。 延期後の試験日に受験できない方は、延期のお知らせから3日以内に受験専用窓口へお申し出ください。事務手数料1,100円(税込)を差し引いて返金します。申し出がない場合は欠席扱いとなり、返金はできません。 ※受験者ご自身の通信環境・機器の不具合は対象外です。 |
| 合格基準 | 総得点84点以上(70%) |
| 試験領域 |
①せん妄の基礎知識・病態生理 ②アセスメントと評価ツール(CAM・ICDSC等) ③せん妄の予防・非薬物療法 ④薬物療法と安全管理 ⑤多職種連携・家族支援・倫理 |
| 受験資格 |
医療・看護・介護・福祉に関する所定の国家資格を有する方(医師、歯科医師、薬剤師、看護師、保健師、助産師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士、歯科衛生士、管理栄養士、公認心理師、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士 など)。 実務経験年数は問いません(免許取得1年目の方も受験可能です)。国家資格をお持ちで、せん妄ケアに関心のある方はどなたでも受験可能です。 次の方は受験資格の対象外です。 ・准看護師(都道府県知事免許のため) ・栄養士(管理栄養士の国家資格をお持ちの場合は対象です) ・現在、養成校等に在籍中の学生(国家資格取得後に受験可能です) 申込時にご入力いただく国家資格の種類と登録番号により、受験資格を確認します。虚偽の申告があった場合は、受験無効・認定取消の対象となります。 |
| 申込時の確認事項 |
①Googleアカウントでのログイン(メールアドレスの登録) ②保有する国家資格の種類と登録番号の入力 ③受験規約への同意 |
| 受験料 | 11,000円(税込) |
| 認定登録料(合格時) | 20,000円(税込) 認定証・バッジ |
| 更新登録料 | 11,000円(税込・5年分一括) ※更新手続の詳細は後日公表します。 |
| お支払い方法 | クレジットカード(決済代行サービス「Stripe」を利用)または銀行振込(協会の法人口座へのお振込み) クレジットカードの決済手数料は協会が負担します。銀行振込の場合の振込手数料は、お振込みになる方のご負担です。 |
| 銀行振込の場合 |
振込先:ドコモSMTBネット銀行(金融機関コード 0038) 法人第一支店(支店番号 106) 普通 口座番号 3210784 口座名義:イッパンシャダンホウジンセンモウケアセンモンシニンテイキョウカイ ・振込人名義は、必ず申込者本人の氏名にしてください。 ・申込締切(2027年12月20日)までに入金が確認できない場合、申込は無効となります。お振込みは余裕をもってお手続きください。 ・振込手数料はお振込みになる方のご負担です。 |
| 試験日程 | 毎年1月第4土曜日 13:00開始(2028年は1月22日を予定) |
| 申込締切 | 2027年12月20日(月) |
認定試験の準拠テキスト。せん妄ケアの基礎から最新エビデンスまでを13章で網羅。 Amazonにて電子版(Kindle)・紙版(ペーパーバック)を発売中です。
本書は「認定せん妄ケア専門士®」認定試験の公式準拠テキストです。 せん妄の病態生理から評価ツール(CAM・ICDSC等)、非薬物療法・薬物療法、 多職種連携・倫理・家族支援まで、臨床現場で即活用できる内容を体系的に収録しています。
試験申込・資格更新・公式テキストのご購入・その他協会に関するお問い合わせは、 下記よりご連絡ください。
試験申込・資格更新・公式テキストのご購入に関するお問い合わせは exam@delirium-care.org 宛、 その他協会に関する総合的なお問い合わせは info@delirium-care.org 宛に、 お名前・所属・お問い合わせ内容を記載の上ご連絡ください。 担当者より5営業日以内にご返信いたします。
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1丁目1番3号 大阪駅前第3ビル11階2号室
平日 9:00〜17:00(土日祝を除く)